−群馬のがん予算(H23)

群馬県は昨年暮れ、全国11番目でがん条例を制定しました。群馬県のHPによると、平成23年度組織改正に伴い、がん対策を一層強化するために、保健予防課に「がん対策推進係」を新設する意向のようです。発令は4月1日のようですが、明日・明後日にも新しい人事案が発表される模様です。どんな陣容で発足するか注目されるところです。
HPには、保健予防課(内線2602)が取りまとめた14、県民と一体となって「がんに強いくんま」の予算書が公開されました。
http://www.pref.gunma.jp/contents/000120142.pdf

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-ピアサポーター最終講義

東京医科歯科大学の16階から

東京医科歯科大学でがん患者支援機構が主催したピアサポーター養成講座の最終講義を受講してきた。
講師は目白大学の小池真規子さん。テーマは「がん医療と患者・家族支援」。淡々とした中にもコンパクトに問題点がまとまっていて、これからの指針になりそうなヒントがたくさんあった。
例によって名刺交換をさせてもらったので、疑問点をお尋ねできる先が増え誠に心強い。
心強いといえば、この会場で群馬県から参加した方に声をかけられた。もしかしてがん患者塾のお仲間がまた一人増えるかも知れない。
東京通いが頻繁となったが、スカイツリーの進捗ぶりが目覚しい。東京医科歯科大学の16階の窓越しに一枚。帰りの両毛号から一枚、昨日の写真である。

−がん条例制定の速報

条例の制定を喜ぶ群馬がん連協の傍聴者

遂に11県目となる群馬のがん条例が本日成立しました。
審議の総ての模様が群馬県議会インターネット中継で視聴できます。ぜひご覧ください。
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/gikai_result.php?GIKAI=%CA%BF%C0%AE22%C7%AF11%B7%EE%C4%EA%CE%E3%B2%F1&DATE=20101216&CATE=%CB%DC%B2%F1%B5%C4%A1%CA%CA%C4%B2%F1%A1%CB

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−年齢調整死亡率とは

 がん対策基本法を実現するがん対策推進基本計画が掲げる目標の一つ、「がん死亡率の2割減」の死亡率とは「年齢調整死亡率」のことです。「年齢調整」とは、どういう意味でしょうか?

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−がん対策協 報道その3

 「がん対策推進基本計画」について検討する「がん対策推進協議会」(会長=垣添忠生日本対がん協会長)の11月19日の会合で、垣添会長の解任を求める「緊急動議」が患者委員から提出された。多数決の結果、会長続投が支持されたものの、垣添会長は辞任する意向を表明。次期計画の取りまとめに向け、この日から本格的な議論に入るはずだった協議会は一時空転、「法定の審議会で前代未聞」(厚生労働省)の事態となった。( 2010年11月19日 19:02 キャリアブレイン )

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−がん対策協 報道その2

(Dr.中川のがんから死生をみつめる:/84 対策推進へ政府は本腰を=毎日新聞 2010年11月28日 東京朝刊)
 07年4月に施行された「がん対策基本法」の実現を目指す「がん対策推進基本計画」では、2大目標として、がん患者の皆さんと家族の生活の質の向上、がん死亡率の2割減を掲げています。
 さらに、遅れが目立つ放射線治療や化学療法、痛みなどがんの症状をとる緩和ケア、がんの客観的なデータを集める「がん登録」が、三つの重点課題となっています。
 また、この法律では、がん対策の要として、医療者や有識者のほか、がん患者・家族も委員とする「がん対策推進協議会」の設置を定めています。僕も委員の一人です。患者の皆さんの声を政策に反映するこの仕組みは画期的といえます。

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−がん対策協 報道その1

 がん患者らの声を政府の対策に反映させるために設置された厚生労働省の「がん対策推進協議会」の運営が迷走している。19日の会合で患者委員の一人が「十分に意見が反映されない」と、協議会への失望から会長の“解任動議”を提案する前代未聞の事態に。動議は否決されたものの、患者らの意見を受け止める組織で、意思疎通のまずさが浮き彫りになった。

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