情報スクラップ

−群馬のがん予算(H23)

群馬県は昨年暮れ、全国11番目でがん条例を制定しました。群馬県のHPによると、平成23年度組織改正に伴い、がん対策を一層強化するために、保健予防課に「がん対策推進係」を新設する意向のようです。発令は4月1日のようですが、明日・明後日にも新…

−年齢調整死亡率とは

がん対策基本法を実現するがん対策推進基本計画が掲げる目標の一つ、「がん死亡率の2割減」の死亡率とは「年齢調整死亡率」のことです。「年齢調整」とは、どういう意味でしょうか?

−がん対策協 報道その3

「がん対策推進基本計画」について検討する「がん対策推進協議会」(会長=垣添忠生・日本対がん協会長)の11月19日の会合で、垣添会長の解任を求める「緊急動議」が患者委員から提出された。多数決の結果、会長続投が支持されたものの、垣添会長は辞任する…

−がん対策協 報道その2

(Dr.中川のがんから死生をみつめる:/84 対策推進へ政府は本腰を=毎日新聞 2010年11月28日 東京朝刊) 07年4月に施行された「がん対策基本法」の実現を目指す「がん対策推進基本計画」では、2大目標として、がん患者の皆さんと家族の生活の質の向…

−がん対策協 報道その1

がん患者らの声を政府の対策に反映させるために設置された厚生労働省の「がん対策推進協議会」の運営が迷走している。19日の会合で患者委員の一人が「十分に意見が反映されない」と、協議会への失望から会長の“解任動議”を提案する前代未聞の事態に。動議は…

−第48回癌治療学会学術集会レポート

2010年10月28から30日に、京都府京都市(国立京都国際会館、グランドプリンスホテル京都)で、第48回日本癌治療学会学術集会が開催された。初日の開会式前に、メインホールで行われた特別企画「定点観測:がん対策基本法、がん対策推進基本計画に基づくわが…

−肺がんレントゲン診断の現実

男女をあわせたがん死亡率では、肺がんが1位となっていて、この肺がんを早期発見する目的で、レントゲン検診が行われている。しかし、実情を最もよく知る現場の外科医は、「レントゲンですと、検診していても、早期で見つからない」と話した。 日本人の多く…

−がん診断時からのピアサポート

愛知県の患者支援団体NPO法人ミーネットらが主催する「がんになっても安心な街づくりシンポジウム実行委員会」が、2010年10月23日、名古屋市立大学病院内でシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、当機構の地域発がん対策市民協働プログラム「愛知…

−群馬県ががん対策へ予算明記

県議会が早期制定を目指している「県がん対策推進条例」の骨子が2日までにまとまった。群馬らしさを発揮するため、重粒子線治療の推進や医療機器の更新費用を補助する基金の創設も盛り込む方針。県が講じるべき施策と必要な財政措置についても明記した。「…

−28日〜30日(国立京都国際会館)

今年のテーマは「がんを治す、癒す〜Cancer Cuer and Care」です。治療成績の向上を目指すだけではなく、緩和医療や社会復帰支援などを含め、患者・家族の心身を癒す医療の実践という意味を込めました。(三木恒治会長) 見所が(http://www.congre.co.jp/jsco2…

−都道府県がん予算(平成22年度版)

がん政策情報センター http://ganseisaku.net/ ホーム > 事例から学ぶ > 資料集 > 予算 > 都道府県 > 都道府県別のがん対策予算 このたび、「都道府県別のがん対策に関する取り組みと予算」の平成22年度版がウェブサイトに追加掲載されました。

−青森県が「がん専門サイト」開設

青森県は本年度、がんに関するさまざまな情報を集めたウェブサイト「がん情報センター」を開設する。75歳未満のがん死亡率が2004年から5年連続で全国ワーストとなっているため、がんと闘うための知識を県民と関係機関に向けて発信する。来年3月の開…

−がん対策5カ年計画を中間総括しよう

第1次「がん対策推進基本計画」は、5カ年(2007〜11年度)の3年半が過ぎ、あと1年半で第2次の基本計画に入る。第1次計画の問題点とこれまでの進捗に関する議論を踏まえ、より良い第2次計画を策定するために、さらに議論を深めていかなければならないときだ。…

−院内がん登録のデータ公表へ

国立がん研究センターと都道府県がん診療連携拠点病院でつくる連絡協議会(議長=嘉山孝正・国立がん研究センター理事長)は10月8日、各拠点病院で行われている院内がん登録の2008年集計について、施設別にデータを公表する方針を決めた。07年集計は都道府県…

−治療実績公表へ

がん医療の地域格差をなくそうと国が指定した全国のがんの「拠点病院」は、来年1月をめどに、年間の患者数や治療方法など病院ごとの治療実績を原則として公表することになりました。

−肝がんには2種類ある!

肝がんには、肝細胞のがんと、肝臓以外の臓器で発生したがん細胞が肝臓に転移したものがある。同じ肝がんでも、両者は全く異なる性質を持ち、治療法も異なる。肝細胞がんと転移性肝がんの違いを理解して、適切な治療を受けるようにしたい。

−日曜外来で早期発見に成果

国立がん研究センター東病院(柏市)が月2回、日曜日に新規患者の外来に取り組み、一定の成果を上げている。平日は休みがとりにくい働き盛り世代のがんの早期発見につなげる試みで、昨年10月の開始から5カ月間に受診した人の2割弱が、がんと確定診断さ…

−国立がん研究センター

独立行政法人国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)がん対策情報センターは9月6日、国民に対して適切な情報や治療体制を提供していくことを目的に外部有識者と意見交換を行う「がん対策情報センター外部委員意見交換会」を初めて開き、がん対策情報センタ…

−末期がんの介護保険対応 

末期がん患者が在宅療養で介護保険を利用する際、要介護認定が間に合わず生前に必要なサービスを受けられない例があることが、姫路市のNPO法人の調査で分かった。病状が小康状態の場合、軽度に認定されるなど、約7割の患者の支援に課題があった。40歳…

−子宮頸がん ワクチン助成実施18% 

子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種費用について、関東一都六県の市区町村三百十九のうち、助成を実施(予定を含む)しているのは18%の五十六自治体であることが分かった。厚生労働省が来年度予算の概算要求に百五十億円の助成費を盛り込んだことによ…

−田中貴金属工業が発表

前立腺がんの診断キットの試作品(科学技術振興機構提供) 田中貴金属工業(東京)は1日、金の微粒子を利用した高感度の前立腺がん診断キットを開発したと発表した。血液が1、2滴あれば15分以内に判定可能で、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA(前…

−30年で死亡数倍増

食道がんの内視鏡治療をする土田知宏医長(右)=東京都江東区の癌研有明病院で 食道がんの治療で、ミュージシャンの桑田佳祐さん(54)が手術を受けた。音楽活動に復帰した指揮者の小沢征爾さん(74)も、同がんで手術を受け療養中だった。食道がんは治…

−がんセンターと日歯が提携

独立行政法人国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)と日本歯科医師会(大久保満男会長)は8月31日、がん患者の口腔内の合併症を予防・軽減するため、連携して手術前の患者に口腔ケアを提供することを盛り込んだ合意書を取り交わした。2013年度までに、全国…

−がん幹細胞を攻撃せよ

肝臓のがん幹細胞(上)と通常のがん細胞(下)(森教授提供) 異常な細胞が増え続けるがんは、同じ性質のがん細胞の塊とみられてきたが、実は「女王蜂」と「働き蜂」の役割に似た2種類の細胞が混在することが明らかになってきた。やっかいなのが女王蜂のよ…

−浜松・松田病院「高い成功率」

大腸の粘膜表面にできた悪性腫瘍(しゅよう)などを削り取る「内視鏡的大腸粘膜下層はく離術=大腸ESD」で、浜松市西区の松田病院(松田保秀院長)が、厚生労働省から先進医療機関として県内で初めて承認された。高い成功率や多くの症例数が評価された。

−キャンサーサバイバー就労支援サービス「CANなび」が始動

- がんになっても働き続けたいと願う患者をサポートするために、キャンサーサバイバー就労支援サービス「CANなび」が始まった。この仕組みを発案したのは、がん体験者らが中心となって設立した株式会社キャンサー・ソリューションズだ。がんに罹患したことに…

−肺がん治療の今

−(1)肺葉より小単位で切除 2005年、健康診断で肺がんが見つかり、手術で右肺の3分の1を切除した東京都の主婦(77)。3か月ごとの経過観察で、08年夏、今度は左の肺に新たながんが見つかった。 CT(コンピューター断層撮影法)画像に映ったの…

−ピアサポーターの養成研修/奈良

がん患者やその家族の精神面のケアを充実させようと、県が09〜10年度に初めて実施したがんのピアサポーター養成研修が終了し、12人が巣立った。県内の病院では、がん患者同士で悩みや経験を語り合う「患者サロン」の開設が相次いでいる。県保健予防課…

−地域で支えていきたい 

住み慣れた地域や自宅で、がん治療を受けたい。人生の最期は家でみとられて迎えたい。そんな患者の願いに応えているのが、開業医が24時間対応する「在宅療養支援診療所」だ。 国のがん対策推進基本計画は在宅医療の充実をうたい、2006年度の診療報酬改…

−がん患者と介護保険

- 「末期がん等の方で、介護サービスの利用について急を要する場合は、適切な要介護認定及び介護サービスの提供を行っていただくようお願いします」――。厚生労働省老人保険局老人保健課は、4月30日、各都道府県と市町村の介護保険担当課に事務連絡を出し、が…