−感想です。朴念仁

医師と患者のコミニュケーションを図るには、患者にもある程度の医学(がん)知識は必要です。だからといって、この講演(第1部)でことさら教えて貰うことではないと思いました。
また、今の世の中、核家族化し、がん患者も高齢化してきており、<インフォ−ムド・コンセント>の考え方といっても、理解できない患者さんやご家族も多いと思います。

今日、出席された方の多くは今のがん医療に、少しでも役に立とうとして来られていたのでは?
どこの病院でも標準的な治療がうけられるように・・・・
自分の犯した間違いを他の患者さんにして欲しくない・・・・
患者にとって優しい医療がうけられるように・・・・
がんで困っている患者や家族の力になれたら・・・・などなど

であれば、看護師さんやMSWさんの話にこそ、多くの身近な問題やその解決のヒントがあるように思いました。医療関係者の『患者自身が自己決定できる医療を実現できるよう、家族を含めてサポートします』との、たよりになるコメントに期待します。

※正直、前半に時間をとられてしまって飽きてしまいました。
厚労省の掛け声で行政(県)がとりあえず開催したような雰囲気でした。