2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

−日曜外来で早期発見に成果

国立がん研究センター東病院(柏市)が月2回、日曜日に新規患者の外来に取り組み、一定の成果を上げている。平日は休みがとりにくい働き盛り世代のがんの早期発見につなげる試みで、昨年10月の開始から5カ月間に受診した人の2割弱が、がんと確定診断さ…

−国立がん研究センター

独立行政法人国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)がん対策情報センターは9月6日、国民に対して適切な情報や治療体制を提供していくことを目的に外部有識者と意見交換を行う「がん対策情報センター外部委員意見交換会」を初めて開き、がん対策情報センタ…

−末期がんの介護保険対応 

末期がん患者が在宅療養で介護保険を利用する際、要介護認定が間に合わず生前に必要なサービスを受けられない例があることが、姫路市のNPO法人の調査で分かった。病状が小康状態の場合、軽度に認定されるなど、約7割の患者の支援に課題があった。40歳…

−子宮頸がん ワクチン助成実施18% 

子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種費用について、関東一都六県の市区町村三百十九のうち、助成を実施(予定を含む)しているのは18%の五十六自治体であることが分かった。厚生労働省が来年度予算の概算要求に百五十億円の助成費を盛り込んだことによ…

−田中貴金属工業が発表

前立腺がんの診断キットの試作品(科学技術振興機構提供) 田中貴金属工業(東京)は1日、金の微粒子を利用した高感度の前立腺がん診断キットを開発したと発表した。血液が1、2滴あれば15分以内に判定可能で、前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA(前…

−30年で死亡数倍増

食道がんの内視鏡治療をする土田知宏医長(右)=東京都江東区の癌研有明病院で 食道がんの治療で、ミュージシャンの桑田佳祐さん(54)が手術を受けた。音楽活動に復帰した指揮者の小沢征爾さん(74)も、同がんで手術を受け療養中だった。食道がんは治…