2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

唾液分析:膵臓など3種のがん発見 

唾液(だえき)中の成分を分析し、膵臓(すいぞう)がんなど3種類のがんを高精度で診断する技術を、慶応大先端生命科学研究所などの研究チームが開発した。これまでは早期発見が難しかったがんを、患者の負担なく診断できる方法として実用化が期待される。…

(3)「がん大国」は悲しむべきことではない

――抗がん剤の効果は限られている、という話をうかがいました。しかし、「あなたに有効な治療はない」と言われると、多くの人が希望を失います。そのために、効かない治療でも続けてしまう面があります。治療を受けることだけが希望なのでしょうか。

(2)抗がん剤で、がんと闘うべきか

――抗がん剤などによる治療が進歩していると言われています。 立花 抗がん剤にもいろいろあります。もともと毒ガスから始まっている薬品で、細胞に対する猛毒です。ある種の抗がん剤について、高名な遺伝子の研究者が「人間の生命活動の一番基本的なところを…

(1)死に方を選べるなら、がんがいい

評論家・ジャーナリストの立花隆さんは2007年、膀胱がんで手術を受けました。がん研究の最前線に迫るテレビ番組を手がけてもいます。がんとどう向き合うかを聞きました。(聞き手=医療情報部・田中秀一)

がん診断薬剤を開発 群馬大と原子力機構 ミリ単位の検出可能に

日本原子力研究開発機構(原子力機構)と群馬大は二十一日、陽電子放射断層撮影装置(PET)を利用したがん診断用の新たな薬剤を開発したと発表した。放射性同位元素の「臭素−76」を使った新薬剤で実験用マウスを診断した結果、これまでは困難だった二ミ…

−全国よろこびの会総会をみなかみ町で開催

6月10〜11日、がん患者団体「全国よろこびの会」の全国総会がみなかみ温泉(群馬県)の水上館で盛大に開催(上毛新聞11日付け地方版)された。 この総会には北は北海道、東北の青森、宮城、山形、福島、関東の茨木、中部北陸から長野・石川の各県からがん…