(2)抗がん剤で、がんと闘うべきか

――抗がん剤などによる治療が進歩していると言われています。 立花 抗がん剤にもいろいろあります。もともと毒ガスから始まっている薬品で、細胞に対する猛毒です。ある種の抗がん剤について、高名な遺伝子の研究者が「人間の生命活動の一番基本的なところを…

(1)死に方を選べるなら、がんがいい

評論家・ジャーナリストの立花隆さんは2007年、膀胱がんで手術を受けました。がん研究の最前線に迫るテレビ番組を手がけてもいます。がんとどう向き合うかを聞きました。(聞き手=医療情報部・田中秀一)

がん診断薬剤を開発 群馬大と原子力機構 ミリ単位の検出可能に

日本原子力研究開発機構(原子力機構)と群馬大は二十一日、陽電子放射断層撮影装置(PET)を利用したがん診断用の新たな薬剤を開発したと発表した。放射性同位元素の「臭素−76」を使った新薬剤で実験用マウスを診断した結果、これまでは困難だった二ミ…

−全国よろこびの会総会をみなかみ町で開催

6月10〜11日、がん患者団体「全国よろこびの会」の全国総会がみなかみ温泉(群馬県)の水上館で盛大に開催(上毛新聞11日付け地方版)された。 この総会には北は北海道、東北の青森、宮城、山形、福島、関東の茨木、中部北陸から長野・石川の各県からがん…

4月から、がん医療の“価格”が大きく変わる

現在、医療機関にかかってがんの治療や療養をしている人の中には、同じ医療を受けても4月1日から窓口で支払う医療費が変わる人が出てくる見込みだ。今年は2年に1度の診療報酬(医療行為に対して医療機関に支払われる値段)が改定される年で、がん医療に関連…

宮城の患者会有志が冊子を発行

写真の退院時サポートキッドが完成したと言う。まことに心強いかぎりですが、まずは河北新報社の報道記事をご覧ください。

−本田麻由美記者ブログ

最近、がん患者塾がリンクさせていただいた「本田麻由美記者ブログ」に「再発がん患者を支える冊子をつくろう!」の記事が掲載された。じつは、がん患者塾の“葱”も縁あって「がん再発情報コンテンツ作成検討班」に加えて頂き、4ヶ月ほどになる。 【以下本田…

−懇談会のこと

1月30日(土)、新装なった太田市の県立がんセンター3Fで「納得の医療、信頼の医療のための懇談会」が開かれました。晴れ上がり日光方面の山並みが綺麗でした。 この懇談会は、厚労省の施策に基づくもので、全国で初めての開催とのことでした。懇談会を、待…

−感想です。朴念仁

医師と患者のコミニュケーションを図るには、患者にもある程度の医学(がん)知識は必要です。だからといって、この講演(第1部)でことさら教えて貰うことではないと思いました。 また、今の世の中、核家族化し、がん患者も高齢化してきており、<インフォ…

−参加できてよかったです 野山梅子

1月30日に県立センターで開催された、厚労省の支援事業「納得の医療、信頼の医療のための懇談会」に知人のお誘いで参加しました。どのような懇談会なのかイメージしにくかったのですが、これからの医療について患者の立場から参考になりはしないか、ひご…

−がん患者会 ひまわりの会のがんサロン(定例会)

昨年(2月)から毎月一回、最終の木曜日に群馬健康づくり財団の一室にがん患者が集い始めて一年たった。定例会と称しているが群馬県で最初に立ちあがったがんサロンのひとつだと思う。対象は会員とその紹介者と限られているのに、毎回10〜20名ほどの参加…

−2010年の新年会

今年も、ひまわりの会(がん患者団体)の新年会は前橋ロイヤルホテルのローズルーム(9F)だった。雪化粧をした浅間山が窓いっぱいに広がる様が、がん患者の心模様にマッチし、3年連続この会場での開催となった。しかし、きままな天候にほんろうされ、この日…

−4年前に聞きたかった SANPODORI

桐生厚生病院では、静岡がんセンターから送られてくるがん治療に関する講演等のDVDを貸し出してくれる。1月の「がんサロン」に参加した時、自分が経験した「食道がん」に関するDVDを2枚借りてきた。 その中の一枚「食道がん、口腔がんのリハビリテーション」…

−新年の初行事

ひまわりの会の新年初行事は、間もなく治療が始まる、群馬大学の重粒子線医学研究センターの施設見学。 がん患者団体の見学とあって、センター側の配慮が心に響く。マイクロバスを玄関横付けに駐車。玄関脇では寒風に耐えて咲く、西洋タンポポまでが、ひまわ…

−2006年にこれほどの本が…

先日、伊勢崎市民病院の相談支援センターの書架で、とても良い本に巡り合いました。 日経BP社が、2006年1月に発行した「がんを生きるガイド」サブタイトル―「がん難民」にならないために―がその本です。医療者やがんの患者団体などを含む各分野の専門…

−癌治学会学術集会

実施から3年半 がん対策推進基本計画の進捗状況を様々な立場から総点検する 2010年10月28から30日に、京都府京都市(国立京都国際会館、グランドプリンスホテル京都)で、第48回日本癌治療学会学術集会が開催された。初日の開会式前に、メインホールで行われ…

−がん患者のみなさん、ご一緒しましょう

県の病院局の発案で、群馬県と群馬がんセンターが共催する表題の懇談会の案内を受けました。 概要は下記の通りです。◇ 日時平成22年1月30日(土)13時30分〜16時(開場は13時) ◇ 場所群馬県立がんセンター大会議室(3F ) ◇ 主催群馬県立がんセンター・群…

医療格差広げないで

タイトルが少々大袈裟だが、先日の毎日新聞に県ごとのがん診療連携拠点病院に対する国と県の機能強化事業補助金(患者や家族を支える相談支援センターなど拠点病院独自の機能に要する費用)の比較が発表され、格差の大きさに驚いた。 独立行政法人が運営する拠…

四万温泉で一泊

肺がんの初期だが3年前に手術した。この世界、手術できるのは幸運だと思わなかければいけない、らしい。 先日、患者会で四万温泉に行ってきた。群馬では有名だが今回は一発で変換しなかった。有名人の田村女将のご活躍の余地はまだまだ残されたいるっと知っ…

ペイシェント・アドボケート

これも(がん) あれも(がん) たぶん(がん) きっと(がん) でも、あきらめない アドボケート?。 そう それなりの自分を… 患者・市民パネル、がん治学会PAL、がんの再発コンテンツ検討班を体験